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現代の疲れの原因の多くは、自律神経の消耗によるものと言われています。

ここでは疲労にまつわる最新情報と対処法を解説します。

疲労にまつわる基本情報

・疲労の本当の原因は「脳の疲れ」

「疲れた」状態は、肉体が疲労しているからだと思われがちですが、現代人の疲れの原因の多くは、脳にある自律神経の消耗によるものです。自律神経が疲弊し作業効率が落ちた状態となり、これ以上脳を使うと危険だからと、あえて「体が疲れた」と思いこませているのです。
そのため肉体の酷使だけでなく、スマホを見続けたり頭を使い続けることも疲れたと感じることがあるのです。

・疲労感を感じなくても疲労はたまる

体力に自信があり、疲労感が無い場合でも疲労が蓄積している場合があります。
このような状態は、<疲労感なき疲労>や<隠れ疲労>と呼ばれています。
「気づいていないだけで脳が疲れているかもしれない」と意識し、きちんと休みを確保するようにしましょう。

・「めんどう」だと感じるのは怠けではない

疲労には前段階があります。それは「めんどう」と感じること。
お風呂に入りたくない、買い物に行きたくないなど、ふだんは何気なくできていることが「めんどう」だと思ったら、
自律神経の疲労が蓄積しているかもしれません。無意識に脳が危険信号を発しているのです。
仕事や家事など無理をしないように心がけて対処しましょう。

現代の疲労について-食と疲労-【2】

現代の疲労について-暮らしと疲労回復-【3】