院長紹介
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院長ごあいさつ
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東京疲労・睡眠クリニック
院長梶本 修身Osami Kajimoto
いびきは、睡眠の質を見分ける重大なヒントです。
大きないびきをかいて眠る人は、あたかも深い眠りに入っているかのように見えますが、これは大きな誤解です。いびきは気道の狭窄あるいは閉塞によって酸欠状態を招き、自律神経を疲れさせ、睡眠の最大の目的である疲労回復を妨げます。つまり、いびきは睡眠の質を悪化させているのです。軽度〜重度の睡眠時無呼吸症候群の方は国内で約1,000万人以上(推計)にものぼりますが、一方で睡眠中の無呼吸・低呼吸に自覚がない潜在的な患者が大勢いると考えられています。このような方にとって、いびきは睡眠の異常を知らせる重要な兆候なのです。
いびきをかく人の割合は年代が上がるにつれて増えます。これは加齢に伴い自律神経の機能や呼吸に関連する筋力が低下することが原因で、60代では約6割もの人がいびきをかいています。また、女性は更年期にさしかかる35〜50歳からいびきが始まるケースがあり、女性ホルモンの減少と関連していると考えられています。起きてしまった疲労を回復させるには、質の良い睡眠をとる以外の方法はありません。これは医学的事実として明らかになっています。「慢性的に疲れがとれない」「加齢に伴い疲れが増した気がする」という方は、ぜひ一度検査の受診をおすすめいたします。
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経歴
1994年 大阪大学大学院 医学研究科 博士課程修了(医学博士) 1998年 大阪大学(旧大阪外国語大学)保健管理センター 助教授 2003年 産学官連携「疲労定量化および抗疲労食薬開発プロジェクト」 統括責任者 2006年 大阪市立大学大学院 医学研究科 生体情報解析学 教授 2010年 大阪市立大学大学院 医学研究科 疲労医学講座 特任教授(~2020年3月) -
研究実績・論文
- 文部科学省研究班「疲労および疲労感の分子・神経メカニズムとその防御に関する研究」(研究予算15億円)
- 産学官連携「疲労定量化および抗疲労食薬開発プロジェクト」(研究予算16億円)
論文については下記サイトをご覧ください。
発表論文一覧|大阪市立大学大学院 医学研究科 / COE生体情報解析学教室
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メディア出演
- ためしてガッテン(NHK)
- サイエンスZERO(NHK)
- ビートたけしのTVタックル(テレビ朝日)
- あさイチ(NHK)
- 中居正広のミになる図書館(テレビ朝日)
- ホンマでっか!?TV (フジテレビ)
- 林修の今でしょ!講座(テレビ朝日)
- 羽鳥慎一モーニングショー(テレビ朝日)
- 所さんの目がテン!(日本テレビ)
- たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学(テレビ朝日) など多数
多数のメディアに出演しております。講演・出演・取材依頼など、詳しくは所属事務所のプロフィールをご覧ください。
梶本 修身 |株式会社オフィス・トゥー・ワン