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簡易型PSG検査

簡易型PSG検査とは

簡易型PSG(ポリソムノグラフィー)検査は自宅でできるため、検査のために休暇をとったり、日常生活の予定をずらす必要はありません。就寝時に機器を装着し、睡眠中のいびき・呼吸・心拍・酸素飽和度などを測定する検査です。当院で使用している「ウォッチパット」は簡易検査でありながら、自律神経の働きや末梢動脈血流などから覚醒、睡眠段階などの情報を同時にチェックできます。簡易型PSG検査は原則として保険適用で、3割負担の場合の自己負担額は2,700円程度です。
※簡易検査を半年以内に他院で実施されている場合は保険適用になりません。

検査の流れ

  1. 1検査機器の受け取り

    検査機器を宅配便にてご自宅へ配送いたします(診察日に機器をお貸出しすることも可能です)。

  2. 2検査機器での測定

    就寝前にご自身で機器を装着していただきます。本体は腕時計型で、指先と喉のあたりにセンサーを取り付けます(鼻にチューブを装着する機器の場合もございます)。検査には4時間以上の記録が望ましいとされています。

  3. 3検査機器の返送

    測定後に、検査機器を宅配便にて返送していただきます。

  4. 4クリニック受診

    検査機器返却後、1~2週間後に検査結果と今後の治療についてご説明いたします。

検査後の治療方法

睡眠時無呼吸症候群と診断された場合、ご本人の意向を確認させて頂きながら治療を行います。重症の睡眠時無呼吸症候群と診断された方には、積極的に「持続的陽圧呼吸療法(CPAP)」を導入しております。

保険適用に満たない軽度~中等度の睡眠時無呼吸症候群の方や、いびきが気になる方には、アルゴリズムを改良した「疲労回復CPAP」を自由診療にてご提供することも可能です。そのほか、マウスピース治療(歯科医への紹介状)や精密検査(提携施設へのご紹介)もご提案しております。

いびき・無呼吸以外の
原因による
疲労が
考えられる方

医師が必要と認め、患者様が希望される場合は、保険診療による血液検査や自由診療による唾液ヘルペス検査などで疲労の原因を調べます。検査の実施については患者様のご意向を尊重いたします。

院長からのアドバイス

検査はご自宅にて実施できるため、入院の必要はありません。さらに高額な入院検査よりもはるかに少ない費用負担で実施可能です。「仕事中に眠気を引きずってしまう」「寝ても疲れが取れない」という方は、ぜひ一度検査してみることをおすすめいたします。